高橋源一郎が、ある本を他人に紹介するには、その本一冊まるごと書き移してしまうのが一番という趣旨のことを、どこかに書いていたと記憶するが、これは正しくその種の本で、あえて無鉄砲を承知でご紹介する。それは、徐勝著『獄中19年』―韓国政治犯のたたか…
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