争点外しを見逃すマスコミの非力
いま日本で、ある懸案に対して、政治家の見解が異なるのが問題なのではなく見解の違いを明確にしないのが大問題です。世界では、そう見られません。
おのれの信念を堂々と披瀝することなく、批判のある問題から、相手の追及を逃れようとして、話の焦点をぼかし、ずらしたりして、言い紛らわす。逸らかす。騙す。欺く。煙に巻く。最近、こういう人が一人ならずも、複数で出てきました。まるで詭弁の見本市であります。
記者会見で、詭弁であることは分かっているのに、その盾を突き破ろうとする記者諸君の鋭い切り替えしをあまり見たことがない。あなたたち、プロの記者ですよね。小学生でも矛盾に思う争点外しに遭遇しても、突っ込めない何か事情があるでしょうか。
- 作者: ロバート・A・グーラ,山形浩生
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 単行本
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