堀江貴文被告ネクタイ姿で出廷、なんだニセモノじゃん

 報道によれば、堀江貴文被告はスーツ姿にネクタイを締めて東京地裁に現われたとのこと。がっかりしました。この人、ホンモノではありません。ニせモノです。法廷でも、売りのカジュアルな恰好で通すなら、係争中の事案はさておいても、革命児の面目躍如であったものをオシイ。


 そもそも、日本の裁判官の法衣も感覚がずれていると思います。あの法衣の仰々しさを、後生大事に、今の時代に、なんとも思わないで着衣している感覚を疑う。下々の者、下がりおれ、ッテなものです。法廷で争われるはずのコスチュームのバトルが見られなくなったのは、世紀の損失です。


 ニセモノといえば、トップというものは、たとえ、それが部下のシワザであってたとしても、部下を守るのナンバーワンの矜持でしょう。もともと、矜持なんてないか。それにしても、このところ、軒並みにトップの質は落ちましたね。名前を出すと、このページが汚れますので止しておきます。皆さん、すぐ二、三人は脳裏に浮かぶでしょう。


 人は、人を、見た目で判断するというけれど、プロの目を養うのに『人は見た目が9割 (新潮新書)』が役立つ。


著者は、劇作家、マンガ原作者、舞台演出家のバックグラウンドを有し、内容に説得力がある。タイトルに抵抗を感じる向きも、先入観を捨てて一度手にとって欲しい。


 For your reference: ホリエモン初公判
  by 作者 http://www.youtube.com/profile?user=hide1996


 http://youtube.com/watch?v=em4nUNKVdq8