安倍首相は本間政府税制調査会長と道徳感覚において同類項か

公平を期すために、通信２社による関連報道を読んでみてください。

12月18日　時事通信
安倍晋三首相は18日夜、国家公務員宿舎で知人女性と同居していると報じられた本間正明政府税制調査会長について「職責を全うすることによって責任を果たしてもらいたい」と述べ、辞任する必要はないとの考えを明らかにした。首相官邸で記者団に語った。　

12月18日ロイター
12月18日、安倍晋三首相は政府税制調査会の本間正明会長の国家公務員官舎使用問題について、「税制や経済の見識を生かして職責を全うすることで責任を果たしてほしい」との考えを示した。

さらに、塩崎恭久官房長官の見解にも目を通してください。

12月18日　時事通信
塩崎恭久官房長官は18日午前の記者会見で、政府税制調査会（首相の諮問機関）の本間正明会長が国家公務員宿舎で知人女性と同居していると報じられたことについて「国民の税の在り方を議論する場の代表としてどう（すべき）なのかは、本人が考えることだ。実態をきちっと説明することが大事だ」と述べ、本間氏は説明責任を果たす必要があるとの認識を示した。
ただ、塩崎長官は、女性の入居について「ルール上は問題ない。初めからスキャンダルであることを前提にすべきではない」と指摘。また、進退問題に関しても「プライベートと仕事は別問題だ。仕事は仕事できちっとやってもらわないといけないのは全く変わらない」と語り、続投すべきだとの考えを強調した。

職責を全うすればよいとか、ルール上は問題ないとかで、事が済むという感覚が、政治家は、一般の人とはかけ離れている。このたびの本間正明政府税制調査会長のとった行為は、弁解の余地なく、“いやしい”のである。プライベート・マターは、有形無形全部、自分の金で賄え、が大原則だ。

知らざあ言って聞かせあしょう、“いやしい”とは、（１）品性が下劣なさま。心根が卑しい。意地汚い。用例｢――・い行為｣｢――・い根性｣。（2）見苦しい。みすぼらしい、といことです。卑しくも、チンピラならいざ知らず、政府税制調査会長にまで昇りつめたお方のやる行為ではありません（失礼。チンピラさんだって、女に、こんなセコイことはようしませんよ）。超プライベートな行為に民間のマンション購入をケチったわけですから。

都心の一等地にある豪華公務員宿舎、３LDK96平米、激安家賃77000円、に女と同居する。しかも、奥様とは、離婚問題を未処理の状態とか。事実上、税金のチョロマカシの上に胡坐をかいて、税制調査会々長の職責にあるとは・・・。これで、税金について物事を決める資格があるのでしょうか。大いなる疑問。

ところで、この宿舎をアレンジした財務局理財課も腐臭プンプンの腐敗の臭いがする。

いいですよ。男が女をつくるのは。下半身には人格がないといいますから。塩崎恭久官房長官のおっしゃるように「プライベートと仕事は別問題だ」です。でもね、女を囲うなら、100パーセント自前のゼニを使ってもらいたい。かたや、女の方も賢くありませんね。本当に男を愛しているなら、糾すべきでしたね。本間正明政府税制調査会長は‘逆あげまん’にひっかかったとも、同情的に言えなくもない。

本間正明氏略歴：
http://www.keizai-shimon.go.jp/about/member/honma.html

・「愛人と同棲」本間税調会長、離婚できぬ理由はやはり「カネ」
http://ck.rd.livedoor.com/ck/d06122009/1219/

人は、最後は、人間性です。政治の世界では、人間性は、どうでもいいみたいですね。あまりにも、無粋な話なので、気分が悪くなりました。経直しに、粋なお話に耳を傾けてください。『祗園の教訓』（昇る人、昇りきらずに終わる人）岩崎峰子著から、一章まるごとサービス。これは版権侵害ぎりぎりかな。

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おつきあいする女性で男性の評判が決まります

長い間、花柳界で生きてきて不思議に思うことがあります。誰が見てもきちんとして立派だなと認められている姐さんをご贔屓にするお客様は、必ず仕事で成功するということです。

私の先輩の姐さんもそうでした。彼女をご贔屓にしているAさんという若い実業家がいらっしゃいました。最初に祇園甲部にいらっしゃった時はまだ未知数の方でしたが、だんだんとお仕事がうまくいくようになったのです。この姐さんの別のお客様で、姐さんをご贔屓にした途端、やはりお仕事がうまくいくようになった方もいらっしゃいます。

たぶん、この姐さんとお客様には共通の何かがあったのだと思います。それは向上心があるということでしょうか。姐さんは芸事にしてもお座敷にしても一生懸命な方でした。

逆におつきあいする女性で男性の評判が下がることもあります。

日本で有名な百貨店の社長さんは常盤津がお好きで、私もその社長さんの「語り」が好きでした。この社長さんが辞任された時、間髪を入れず社長のイスに座った方がおいでになりました。私はこのことを知りませんでしたが、いつものようにお茶屋さんから声がかかり急いでお座敷に行くと、知らない人が真中の席についておられました。

私は、わけがわからず顔馴染みの方に「真中に座ってやす方は？」と尋ね、
「今度の社長だよ」と言われた時は、前の社長さんとあまり違うタイプの方でしたのでビックリしました。

　
私は「この人、どういう人やにゃろ？」と不審に思いました。その百貨店では実力者で、新しいことをどんどんと進めていくと評判の方でした。ただ遊び方が粋ではなく、お話ししたり舞を舞ったりという遊びは興味がないようで、カラオケの機械を持ち込んでは次々に歌うのです。他のお座敷にも大きな音が響き渡り迷惑をかけ、お茶屋さんのしっとりとした雰囲気が壊れてしまいました。

私が一番疑問に思ったのは、仕事上のパートナーだという女性をいつも同伴することでした。それはいいのですが、その女性は同性の目から見ても悪趣味で魅力のない人でした。アクセサリーをたくさんつけ、社長にペタっとくっついてベタベタするのです。一見して恋人同士とわかりましたが、それはプライベートな場でどうぞ、と言いたくなりました。

「この百貨店は、今はええかもしれへんけど、きっとそのうち何かあるえ？」と思っていました。案の定、その百貨店はその女性のために内部が乱れ、社長は解任され引退することになりました。仕事上のことはわからないものの、女性の選び方を間違うとたいへんなことになります。（本文87〜89ページ）
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一行コメント：著名人が実名で登場。遊び場でこそ、人間の本性がでる。